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旅好きにとって憧れの存在、それが星野リゾートです。

日本各地に個性豊かな宿泊施設を展開し滞在そのものを特別な体験へと昇華させるそのスタイルは、他の宿泊施設にはない独自の魅力を放っています。

2025年も星野リゾートの勢いは衰えることを知らず続々と新施設の開業や新たな体験プランの発表が相次いでいます。

本記事ではそんな星野リゾートの最新動向を徹底的に掘り下げます。

次の旅行計画のヒントにぜひチェックしてみてください。




【星のや 宮古島】サンゴ礁に抱かれる贅沢ステイ

沖縄・宮古島の海は訪れる人すべてを魅了する透明度の高さとサンゴ礁の美しさで知られています。そんな楽園に2025年4月、星野リゾートが新たなリゾート「星のや 宮古島」を開業予定です。

全50室がオーシャンビューでなんと全室プライベートプールを完備。部屋の大きな窓を開け放つと目の前には真っ青な宮古ブルーの海が広がり波音が心地よいBGMとなる贅沢な空間が待っています。

さらに注目すべきは環境保全への取り組み。客室の内装にはサンゴの砂や沖縄産の木材が多用され、自然との共生を意識したサステナブルなデザインに仕上がっています。また、滞在者は「サンゴ礁保全プログラム」に参加することもでき旅を通じて自然環境への理解を深められる仕組みです。

開業記念プランは2食付きで1名あたり5万円台からと発表されラグジュアリー層だけでなくプチ贅沢旅行を計画する層からも注目されています。


【雪中抹茶体験】冬の軽井沢で味わう非日常

長野県・軽井沢に佇む「星のや 軽井沢」では2025年冬の限定プランとして雪中抹茶体験が登場します。降り積もる雪に囲まれた茶室で静寂の中に響く茶筅の音。熱々の抹茶の香りがほのかに漂う空間はまるで別世界です。

茶室へ向かう小道も演出の一部。雪灯籠の光に導かれながら進むその道すがら木々に積もる雪がきらめき幻想的な空間を作り出します。抹茶と共に味わうのは冬限定の上生菓子。和菓子職人がこのプランのためだけに創作した逸品で見た目にも美しく味わいは繊細そのものです。

料金は1人8,800円(税込)。定員制のため早めの予約が推奨されています。SNS映え間違いなしの体験として、特に女性層を中心に話題となっています。


星野リゾートのサステナビリティ最前線

星野リゾートは単に贅沢な宿泊体験を提供するだけではありません。2025年の注目はそのサステナビリティへのさらなる本気度です。

  • プラスチック削減への取り組み
    国内全施設で使い捨てプラスチックアメニティを順次廃止。代わりに竹素材や再生素材を使った備品を導入し宿泊客にも環境意識を促しています。

  • EV充電設備の拡充
    電気自動車用の充電スタンド設置を加速。2025年末までに国内施設の80%以上で設置を完了する計画です。

  • 地域食材100%プラン
    地域振興の一環としてその土地の食材のみを使った宿泊プランを強化。料理だけでなく地酒や調味料に至るまで地域産にこだわりその土地ならではの食のストーリーを楽しめる内容になっています。

こうした取り組みはラグジュアリー志向の旅行者だけでなく環境意識の高いZ世代やミレニアル世代の支持を集めています。


【海外進出】シンガポールへ

星野リゾートの快進撃は国内にとどまりません。
2025年には東南アジア初進出となる「OMO シンガポール」をオープン予定です。

OMOブランドは「街ナカホテル」として都市観光に特化したシリーズ。
日本でも東京・大阪・京都などで人気を博していますが、いよいよ海外展開が本格化します。

  • 立地:シンガポール中心地オーチャード周辺

  • 開業予定:2025年11月

  • 特徴

    • 日本語対応スタッフ常駐

    • ローカルガイドによる街歩きツアー

    • シンガポールのストリートフードをテーマにした朝食ビュッフェ

星野リゾートファンだけでなく日本からの出張者や旅行者にとっても頼れる存在になりそうです。


星野リゾートの料理革命──「土地の物語」を食すという提案

近年の星野リゾートは宿泊そのものだけでなく「料理体験」に一層の磨きをかけています。2025年、新たに各施設で導入されるのが「地域食材100%プラン」です。これは単に地元産の食材を使うというレベルにとどまりません。料理長が自ら生産者を訪ね畑や海の現場でストーリーを聞きそこから献立を構築するという徹底ぶりが話題です。例えば星のや宮古島では地元漁師と協業しその日獲れた魚を命を繋ぐ物語としてコース料理に落とし込む。調味料も地元由来に限定し旅行者はその一皿から土地の文化や自然環境を感じ取ることができます。「旅先で食べるものは単なる味覚ではなくその土地の歴史や人々の息づかいを伝える媒体だ」星野リゾートが掲げるこの哲学は2025年以降さらに強く打ち出され旅の価値を大きく塗り替えようとしています。


星野リゾートが仕掛ける「コト消費」の次世代型

旅行業界では近年「モノからコトへ」という潮流が語られてきましたが、星野リゾートはその先を行こうとしています。2025年各施設で本格導入が進むのが「参加型ストーリー体験」です。単なるアクティビティではなく滞在者がまるで登場人物の一人として物語を進行させる仕組みが構築されています。星のや軽井沢では雪中抹茶体験に加え「隠された茶室の謎を解くプラン」が登場予定。茶道にまつわる歴史を学びつつ客自身がストーリーを動かすインタラクティブな演出が組み込まれているのです。OMOブランドでも街歩きツアーが単なるガイドから進化し、参加者全員がローカル文化を“発見する探偵”役として活動する演出が計画中です。星野リゾートはこれまで「非日常空間」を磨き上げてきましたが、2025年は「非日常の物語」にも深く足を踏み入れ宿泊を越えた“旅するエンタメ”を生み出そうとしています。

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旅のスタイルを変える星野リゾート

2025年も星野リゾートは新たなステージへ進化を続けています。新規開業ラッシュ、独自の体験プラン、そして環境への配慮や地域活性化.
そのどれもが「旅の意味」を深める提案に満ちています。

「贅沢な旅」という枠を超え学びや地域との繋がり環境保全まで体験できる星野リゾートはますます多様化する旅行者のニーズに応え続けています。

次の旅先を考えるならぜひ星野リゾートの最新情報をチェックしてみてください!


THANKS

画像:tmedia
記事:tmedia(tachiokayaメディア)
協力:太刀岡昇氏

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